アメリカの政府機関や軍、有名企業が採用するDataLocker。その上手な活用法をまとめてみました。

 

基本的な使い方

最も基本的な使い方は、「データを持ち歩くのに使う」です。クルマから盗まれたり、電車に置き忘れたりするたびに、新聞沙汰になったり、そうではなくても組織に損害を与えてしまったりします。

「持ち歩くPCには重要なデータを入れない」ということで徹底しましょう。DataLockerを併用することで、「金目のもの」として狙われるPCのリスクから情報を守れます。さらにDataLockerが第三者の手に渡っても、情報が漏洩することはありません。そして、ろくに情報の入っていないPCが盗まれても、買いなおせば済むことです。

 

データの送信に使う

持ち歩く使い方の変形です。外注先や提携先、あるいは支社などにDataLockerを宅配便で送ります。ローテクのようですが、大容量データを頻繁に送るとか、週に一度、あるいは月に一度のような頻度で、顧客にかかわるなんらかの情報をやりとりするといった場合にお勧めの使い方です。

一般的にはファイル送信サービスを使うことが多いでしょう。しかし、大容量だとそもそもトラブルが多いですし、セキュリティはないに等しい。ファイルのダウンロードURLさえ手にいれれば、盗み放題です。

重要なデータをいれたDataLockerを送付するのは、アメリカのウォルトディズニーも採用しているやり方です。ソニーピクチャーズがクラウドサーバをクラックされ、公開前の映画が流出した事件を受けての導入でした。

さて、こうした使い方で活躍するのが二要素認証タイプのDataLocker。受け取る側に予めRFIDタグ(無線タグ)を送っておけば、たとえ途中で荷物が盗まれても大丈夫。じつに安全にデータのやりとりができます。

 

部署によっては据置で使う

安全にデータを持ち歩けるのがDataLockerのいいところですが、部署によっては据置の外付ハードディスクとして利用することにも意味があります。第一に、盗まれても平気です。大学病院のPCがごっそりと盗まれて、患者に関する機微情報が漏洩した事件がありました。こうした場合も、DataLockerに保存しているなら、情報漏洩の心配はありません。

たとえば、マイナンバーを扱う部署、お客様の個人情報を扱う部署、そして新製品情報の関係者、クライアントの秘密を守らなくてはならない弁護士、患者の個人情報を扱う医学研究者などは、DataLockerで自衛することができます。

また、こうすることで、PCの故障時の心配もなくなります。PCメーカー各社が、「マイナンバーを保存したPCの修理は受け付けない」と表明しているほど、故障修理には情報漏洩の不安がある。そうでなくても、内蔵ハードディスクで仕事をしていると、故障の際は業務が止まります。クラウドストレージを使っている場合は、そのバックアップにDataLockerを使うといいでしょう。

 

DataLockerが守るもの

ここ数年、急激に情報漏洩事件が増えてきました。ニュースになっているものは、おそらく氷山の一角でしょう。PCとインターネットを使う以上、あなたもあなたの会社・組織も、脅威にさらされていると考えるべきです。

情報漏洩問題が深刻なのは、当事者に危機感がないこと、そして盗られていることがわかりにくいことです。意外にも、「漏洩して困るような情報は扱っていませんから、暗号化なんて必要ないですよ」という反応が多い。しかも、盗られていることがわかりにくいので、やられ放題。ネットの匿名掲示板に情報をアップされて、やっと気づくありさまです。

企業にとって怖いのは、取引先の信頼をなくすことです。各社への請求書が漏洩するだけでも、不都合な真実が明らかになることが多いでしょう。その結果、取引を打ち切られることもあります。漏洩して初めて、守るべきものだったということがわかるのです。しかし、それでは遅い。

「情報漏洩事件」と聞くと、反射的に思い浮かべるのは、個人情報の漏洩や機密情報の漏洩です。だから逆に、「個人情報も機密情報も扱っていないから平気」と思ってしまう。決して、そんなに甘くはありません。機密には思えない情報、自分たちにとってはありきたりの情報も、漏洩してしまうと、思わぬ被害があります。たとえば契約書が相手先から漏洩し、ネットに流出したら、その相手先と取引を続けますか。

DataLockerが守るのは、じつは情報ではなくて、社会的信用なのです。

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