導電性繊維などの発達で、日常生活をしながら、容易にバイタルデータを取得することができるようになりつつあります。たとえば、ホルター式心電計のような大仰な装置を使わずに心電図がとれれば、健康管理の世界に革命が起きる可能性があります。

課題の信号処理を解決

しかし、繊維が発達しても、大きな課題がもうひとつあります。それが、微弱で、かつノイズにまみれたバイタル信号を処理する電子回路です。そこで当社は、以下の機能をもつVital Signal Processor(VSP)を受注生産します。

  • 使われる環境に応じたノイズフィルターを備え(あるいは開発し)
  • 取得したバイタルデータをデジタルデータに変換し
  • BluetoothでスマートフォンやPCに取得データを送信する

基本仕様

CPU: STM32WBプロセッサ(Arm® Cortex®-M4/M0+)
ノイズフィルタ:アナログフィルターとデジタルフィルターの併用
通信機能:Bluetooth® 5

カスタマイズ生産品です

バイタルデータは微弱で、使われる環境によってノイズががらりと異なります。そのため、VSPは、まずご相談を受けてから、必要な追加開発を行っての納品となります(関連ソフトウェアも含む)。もちろん、仕様が確定してからであれば、量産も受注いたします。